レビュー

【52点】【ソウルハッカーズ2】25年ぶりの復活も…「これじゃない」凡庸なRPG 評価・レビュー・感想

タイトル(かな) そうるはっかーず2
ハード PS4,PS5,Xbox Series X/S,Xbox One,PC
発売日 2022年8月25日
点数 52点(平凡・平均的)
総評 ・パンチがなく凡庸なクオリティ
・フランマの声が苦痛
・水増し感のあるダンジョン

序文

筆者は初代ソウルハッカーズをプレイしたことなかったのだが、「2」が1997年発売の初代から実に25年も経ってから発表されたことを考えれば、初代のファン層が大きな期待を本作に抱いていたことは想像に難くない。アトラスゲー好きな筆者としても非常に楽しみにしていたゲームの一つだった。

なるべく事前情報を入れずにプレイをしたのだが、いやはやこれは…
25年も経ってから復活させたシリーズの続編がこれでいいのか?と言いたくなるような、何とも言い難い出来であった。これにはがっかりしたプレイヤーも多いのではないだろうか。プレイ後に評判を見たら、「ひどい」「期待していたものと違う」「これじゃない」などの評価も多く見られたようだ。

本レビューで、ソウルハッカーズ2の良かった点、気になった点をじっくり語っていく。

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正直、「よくある」凡庸なJRPG

一言で感想を言えば上記の言葉に集約される。決してつまらなくはないし、後半になるにつれ徐々に面白くなっていくのだが、特段グラフィックが良いわけでもなく、目を見張るゲーム性があるわけでもなく、「普通のコマンド式RPGゲームが普通に進行していき、普通に終わった」という印象だった。

演出もモーションも微妙で、会話時のキャラの口パクが不自然。表情やアクションの動きも少なく、全体的に人形劇を見ているような感覚になる。戦闘時の逃げるコマンドなどはワイヤーで後ろに引っ張られてるのか?と言いたくなるような不自然感がある。



特に気になるのは納期の都合か?と言いたくなるようなストーリー描写やゲーム構成で、その中でも特にいくつかの要素が本ゲームの評価を著しく下げている。ひとつひとつ見ていきたい。

「これがソウルハッカーズだ!」という主張に乏しい

一通りプレイして思ったのが、「ソウルハッカーズ」シリーズはこういうゲームですよ、という製作側の主張が弱いと感じた点だ。同じアトラスの女神転生シリーズやペルソナシリーズは世界観やゲーム性の棲み分けがしっかりできているのに対して、本作はやや雰囲気をペルソナ5に寄せてはいるものの、ペルソナ5ほどの振り切りもなく、大作感もなく、こじんまりとまとめた結果、ただの「よくあるRPG」となってしまっている。

街の雰囲気はペルソナ5のそれに近い

「デビルサマナー」「ソウルハック」といった本作ならではのワードは頻出するのだが、掘り下げも甘いし、それらのワードはゲーム性そのものに大きく影響を与えていない。

掘り下げの甘いストーリー

本作のストーリーを超ざっくり説明すると、こんな感じだ。

「コヴェナント」というものが5つあり、それを1人の人間が5つすべて集めると現れる「大いなる存在」を利用して世界をぶっ壊させようとする勢力(ファントムソサエティ)がいるので、これまで傍観を決め込んでいた人智を超えた知的存在Aionが動き出してそれを防ごうとする(=プレイヤーの役割)。

コヴェナントを5つ集めるとこうなる(らしい)

ストーリーは全体的に淡々と進んでいく。特に序盤のスピード感はすごくて、ゲーム開始1~2時間くらいで仲間4人がサックリと全員揃い、世界観や用語の説明もそこそこにどんどん話が進んでいくので、プレイヤーが感情移入や没入するタイミングがなく「お、おう…。」という感じで置いてけぼりにされる。そろそろ中盤かな、と思ったあたりで店の人が「お主の旅も終わりが近い」と言い始めた時は衝撃を受けた。

いや全然感じてなかったんだが

また、世界滅亡を取り扱う壮大なスケールの物語にも関わらず、物語の主軸となる「デビルサマナー」という職業や、「ヤタガラス」「ファントムソサエティ」という組織の掘り下げが甘い…というか言葉だけで実物がゲーム内にあまり出てこない。テキストでは「この時の事件で100人以上のデビルサマナーが犠牲に~」とか語られたりするのだが、実際にゲーム内に登場する人物は数人しかいないため、どうしても総勢10人ずつくらいの集団がこじんまりとワチャワチャやってる感が否めない。

ずっと対立しているらしいが…物語の本筋にはほぼ絡んでこない

その割にラストダンジョンではポッと出のファントムソサエティの大幹部とか、ヤタガラスの敏腕ソウルサマナーとかのよくわからないやつら(いずれもラスダンで初出)と戦闘をすることになり(しかも1回倒したらさっさと諦めて去っていき、その後出てくることは無い)、「元々あった要素を削った」か、「ファントムソサエティやヤタガラスなどの組織をストーリー上で放置しすぎたからとりあえず突っ込んでみた」感が強く、いずれにしても違和感がある。

さらに、世界の行く末を左右するほどの「コヴェナント」が、なぜか日本の東京近辺に5つすべて揃っているのもかなりご都合主義感が強い(このあたりの説明はゲーム内に無かったたはず?あったらコメントで教えてください)。
仲間たち以外のエピソードは極限まで削ぎ落して作った印象が否めず、結果として、メインストーリーのボリュームが非常に小さくなっている。

また、キャラクター描写についても掘り下げ不足からかやや違和感がある。

ネタバレ(クリックで展開)
  • アロウ…「脳筋」や「暑苦しい」といった扱いを仲間から受けているが、実際にプレイヤーが抱く印象としては「やや固いが真面目な青年」くらいで、中盤以降に筋トレエピソードなどもあるが取ってつけた感がある。ちなみにゲーム中の性能もそこまで圧倒的に力の値が高いわけでもない。
  • リンゴ…Aionとして人間を観測していたこと、人間と同じ思考回路を持って造られたという設定のせいか、生まれたばかりにも関わらずやたら人間臭く、仲間に対し説教臭い面が目立つ。一方、蘇生された負い目からか仲間たちはリンゴ万歳な言動が目立ち、違和感がある。

    いや別にダサくはないでしょう…。
  • カブラギ…ソウルハックしてあげればよかったんじゃないの?誰も「ソウルハックをしよう」という発想にならなかったのが不思議であった。
  • Barヘイズルーンのマスターが、リクエストでお客さんの個人情報を簡単にリンゴたちに教える。アンタプロじゃないんかい。

    個人情報。言っていいの?

その他描写不足が目立った点

ネタバレ(クリックで展開)
  • 1回目の鉄仮面とゼノン戦で、圧倒的な強さの敵を前にして「敵わないので逃げよう」までは理解できるが、その後逃げる描写もなく画面が暗転→「ふう、何とか逃げ切れたね」はギャグかと思った。鉄仮面サイドからすればリンゴ達を人質にフィグのもつコヴェナントを回収する、などの行動が出来るため必死に追いかけても良いはずだが。

ボリュームについて

本作、ネット上で「ボリューム不足」とか「20時間で終わった」と言う意見を目にした方も多いと思う。実際に筆者がクリアまでプレイした時間は、難易度Normal+リクエストほぼクリア+ソウル・マトリクス4層までクリアで約35時間であった。昨今の大作RPGが、クリアまで60~100時間であることが多いことを考えればかなり短いと言える。

ただ、筆者はそのボリュームの少なさをもって、悪いと断じる気はない。大事なのは密度であるので、水増しされた60時間と密度の濃い35時間、どちらがより良いゲーム体験であるかと問われれば、間違いなく後者であるからだ。

ただ、本作の問題は、それが「水増しされた35時間」である点だ。

メインストーリーだけを追いかければ20時間か、下手すれば15時間程度のボリュームしかないにも関わらず、ストーリー上のボスをやたら強くすることで、ハンパなく作業感の強いソウル・マトリクスでの経験値稼ぎを半ば強要する形でプレイさせて水増しを図っている。このような設計のゲームは他にもあるが、本作のソウル・マトリクスの面倒臭さは異常である。メインシナリオのボリュームの薄さと比較してソウル・マトリクスのボリュームの厚さを考えると、どうしても脳裏に「水増し」の単語が浮かんできてしまう(後述)。また、デフォルトの移動速度がとても遅く、ダンジョンの広さと全くバランスがとれていない(後述)。

操作感

良い点も悪い点もある。良かった点としては、メニュー画面のUIの使いやすさ。昨今のRPGはやたら複雑なメニュー画面が多い中、どこに何があるのかを特に迷うことなく設定できた点は良い。また、ダンジョン内マップが透過されておりマップを見ながら歩けること、十字キーでマップを動かせることは便利で良い。ただし、その他の点で難がある。

  • 歩行速度が遅すぎる。ダッシュ機能はなく、代替措置としてミレディのマップスキル「暗殺者の歩調」を使用することで一時的に歩行速度を上げられるが、数十秒で効果が切れる上に、使用の度MPを10消費してしまう。マップの広さを考えれば完全に常時使用するべきスキルであり、効果が切れる度にスキル画面を開いて再使用して…をゲームクリアまでに数百回繰り返すことになるので非常にストレスが溜まる。明らかに設計ミスである。

    数十秒に1回この画面を開いてスキルを使用することになる…。
  • マップ機能が貧弱すぎる。マップ上にはクエストのNPCの場所や探索に出ている仲間悪魔などの情報が一切載っておらず、マッピング機能もないため非常に使いづらい。
  • 敵シンボルに斬りつけをすることで戦闘を回避できるのだが、斬りつけアクションの判定が甘く、意図していない戦闘を強いられることが多い。
  • コンフィグのデフォルト設定が地雷すぎる。特に酷いのが「Tips」の項目で、デフォルトではONになっているこの項目を非表示にすることで、マップ間の移動時のロード時間を短縮できる…というか、本来であればとっくにロードが終わっているのに、Tipsをユーザーが読み切れるようにロード時間を長くとっているようである。このせいで、「PS5なのになぜこんなにロードが長いんだ」と思っていたらTipsの仕様だったというユーザーが続出。公式Twitterで案内されたことで初めてこの仕様に気づいたプレイヤーも多かった。普通のゲームであれば、「ロード時間が長いから暇つぶしにTipsを表示させよう」となるはずが、本作は「Tipsを読ませるためにロード時間を長くとろう」なのだから。その他、「カメラ距離」のデフォルト設定も酷く、リンゴが手前に寄りすぎているため画面の大部分がよく見えない。

    まさかこれの表示のためにロード時間を長くしていたとは…。
  • 初見のイベントでも早送りできる点は◎。また、ログ確認機能も丁寧で使いやすい。ただ、初見のイベントでも早送りしたくなるほど冗長なシーンがあるということ自体が微妙ではある。(ソウルハックで潜っていくシーンなど)

★ソウル・マトリクス

「ボリュームについて」の項でも触れたが、本作のダンジョン「ソウル・マトリクス」について大きな問題を抱えている。

  • 通常の1周目プレイでは仲間キャラごとに4層ずつプレイすることになるので、計12層。1層が1つの巨大迷路のような構造になっており、特にギミックもないので極めて作業感が強い。

    このレベルの迷路を12個。発狂しそうになる。

     

  • 第3層と第4層には一方通行の赤いワープが大量に設置されており、行先がわからないため非常に時間がかかる。当然、行先のマッピングなどはされない。

    地図の「!」マークが一方通行のワープ。行先は地図にマッピングされない
  • ソウル・マトリクスのクリアそのものは(一部を除き)必須ではないものの、前述の通り、ストーリーボスが非常に強いのでメインシナリオと並行してソウル・マトリクスを進めて経験値稼ぎをするほかなく、「やらされてる感」が強い。
  • ストーリー上必ずクリアする必要がある「アロウエリア・特別層」では行先が完全ランダムとなっている箇所があり、正解ルートにたどり着けないと何度も赤いワープに入って彷徨うことになる
  • ソウル・マトリクス特有のリクエストもあるのだが、どれもこれも似たような内容で作業感が強い

    似たようなリクエストが羅列されている

総じてとにかく面倒くさくて、面白くない。時間だけはめちゃくちゃかかるので、ゲームとしての面白さの追求よりも、「メインシナリオのボリュームの少なさを水増ししちゃえ!」という開発側の視点が垣間見えて不快になったというのが本音だ。

戦闘

戦闘もこれまた凡庸な、「めちゃくちゃ普通のコマンドRPG」感が強かった。まず前提として、アトラスのRPGシリーズで長く使われているプレスターンバトルシステムは本作では採用されていない。原則1ターン1人1行動であり、弱点システムなどはあるものの、それにより行動回数が増えたりすることはない。

プレイヤーが戦闘で操作するキャラクターは4人で、各キャラがそれぞれ悪魔を1体ずつ装備して戦う。保有できる悪魔の数は最大16体で、この枠はパーティで共通。装備悪魔と控え悪魔を切り替えながら戦闘していく。これは女神転生シリーズに近い、良いシステムだ。

一方、本作独自のシステムとして、「スタック」というものがある。これは、敵の弱点を突いたりなどの特定行動をすることでスタックが溜まっていき、自ターン終了時にすべてのスタックを消費して「サバト」という強力な総攻撃を敵に仕掛けるというものだ。

サバトの演出は派手でカッコいい。

スタックを溜めれば溜めるほどサバトに参加する仲魔も増えるため、サバトは強力なものとなる。またスキルによってはサバト時に〇〇アップ、などの追加効果をもたらすものもあるので、効率的にスタックを溜めることが戦闘を有利に進める有効な手段である。

ただ、このスタックシステム、悪くはないのだが別に面白くもない。
色々できることが増えてくるのがスキルが充実する中盤以降で、それまでは弱点を突くと全体攻撃が発生するよ、という程度のものでしかなく、プレスターンバトルと比較してゲーム的な面白さが劣っている

敵の弱点を突くために色々な種類の悪魔が欲しくなるのだが、能動的に悪魔を増やす手段が乏しく(悪魔探索と悪魔全書からの呼び出しのみ。後者は高額でそうそう使えない)、女神転生シリーズのように会話でどんどん増やすという事ができないため、普通にプレイすると悪魔合体で数がどんどん減って行きがち。結果、悪魔切り替えをしながらスタイリッシュに戦うということがし辛い。

また、プレスアイコンがないので、敵に攻撃を「無効・反射・吸収・回避」された際に行動回数が減るということもなく、戦闘における理不尽死のリスクが減っている点は初心者向けであるといえるが、反面爽快感も大きく損なっている。特に回避時のデメリットが薄いため、他作よりもスクカジャ系が地味になっている。一方で、敵が複数出現した際に全体攻撃が使いやすくなっている(無効の敵が紛れ込んでいても構わずぶっ放せるため)点は良い。

戦闘のテンポは悪くはないが、演出のスキップまたは早送り機能が欲しかった。敵ターンにオート戦闘にすることで多少緩和されるが、タイミングがシビアなため誤操作が怖い。また、オート戦闘は自ターンでは通常攻撃しか行ってくれないため毎ターン切り替える必要性がありかなりの手間がかかる。さらに、銃撃(特にアロウの通常攻撃)で画面が白く点滅するので、オート戦闘にした場合かなりチカチカしてとても目に悪い。大丈夫なのかこれ。

めちゃくちゃチカチカする。目に悪い。

まとめると、スタックシステムがあまり面白くないので、昔ながらの「普通のコマンド式RPG」の枠を出られておらず、戦闘は「ペルソナ」や「女神転生」と比較し魅力に欠ける。

悪魔

悪魔のモデリングやボイスなどについてはとても良かった。「真・女神転生5」でも感動したが、こちらもなかなか。ただ、折角の悪魔探索という絶好のシチュエーションがあるので、会話のバリエーションはもう少し欲しかったかもしれない。

もはや序盤のヒロインといってもよいマーメイド。

★フランマとミミのボイス

個人的に本作の中でも1・2を争うほどのマイナスポイントがこの点だ。なお、本項は多分に主観的な意見を含んでいるのでご容赦いただきたい。また、声を当てている声優さんへの批判ではないことをご理解いただきたい。

ゲーム内に登場するキャラクター「フランマ」の声が明らかに合っていない…というか苦痛に感じるレベルで酷い。
↓一部抜粋して動画にしました。

  • フランマは高度な知的存在であり肉体も感情ももたないという設定であるにも関わらず、声が完全に「難しい文章の読み方がわからないけど頑張って読んだ」子供のそれであり、違和感がものすごい。(なお声優さんはリアル12歳らしい)
  • 滑舌が非常に悪いため、より人間らしさが出てしまっており、キャラクター設定と合っていない。
  • 声にエコーがかかっているせいか、他のキャラよりボリュームが大きく聞こえる

このような考えをもっているのは筆者だけではないようで、SNSなどで「フランマ 声」で検索すると同じような意見がたくさん見られた。基本、ボイスはすべて聞く筆者であっても、フランマの発言部分で没入感を著しく損なうため、フランマのボイスだけさっさとスキップしてログ機能で見返す、などの対処をせざるを得ないほどであった。(正直、途中でゲームをやめようかと思った)

もちろん声優さんの演技面もあるのだが、本質的な責任はそれに対してGOを出した上流であろう。加工や修正を施すなりして、よりキャラクター設定に沿ったボイスにすることはできたはずだ。

また、フランマほどではないが、ダンジョン探索中常に右上にいて、敵が近づいたなどの注意喚起をしてくれる「ミミ」も微妙に厄介だった。

  • 敵が出現するたびに「構えて!」や「危ない!」と注意喚起してくれるのは良いのだが、敵がどんどん出現するこのゲームでは常時ミミが何かしら叫んでいるような状態となり、正直うるさい。
  • そもそも敵はじゅうぶんプレイヤー側で視認できるのでミミの注意喚起がそこまで役に立たない。注意喚起はリスキーエネミーとレアエネミーだけで良かったと思う。
本作のマスコット(右上)なのだが…やや主張が強い

まあミミについては、声優さんの演技が上手なこと、ミミ自体のデザインがかわいいことなどから不快感を覚えるほどではなかったのでまだ良かったのだが。

良かった点

上で述べた点以外の良かった点についてもいくつか述べたい。

  • キャラはそれなりに魅力的だった。アロウ、ミレディ、サイゾーのほか、カブラギやレイブン、アッシュなどのサブキャラも魅力があり、演技も上手であった。
  • スキルなどが充実してくる終盤になると、戦闘に爽快感と面白味が出てくる。ストックはデフォルトでクリティカルでも溜まる仕様で良かったんじゃないかな~。

総評

うーん、もちろん楽しめた部分もあるのだが、トータルで見るとちょっとナシかなという印象だ。
同じアトラスゲーの「ペルソナ5」や「真・女神転生」の他、同時期に発売された「ゼノブレイド3」等と比べ値段相応のクオリティが確保できているとは言い難く「ローコストで頑張ってペルソナっぽいゲームを作りました」感が透けて見えてしまうのがとても残念だ。

アトラスのRPGが大好きな筆者にとっては苦い経験となったし、シリーズファンの中には「がっかりした」「これじゃない」と思ったプレイヤーも多いだろう。

ジュドーさん
ジュドーさん
強い言い方になるけど、このクオリティではせっかく復活させたIPを潰してしまうぞ!
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【90点】【真・女神転生V】傑作だが、カクツキや処理落ちも多く…。 レビュー・感想「真・女神転生5(真・女神転生V)」の評価・レビュー・感想。内容のすばらしさの他、気になるテンポの悪さや処理落本レビューで、良い点、悪い点を詳細にレビューし数値化。ぜひご覧ください。...

POSTED COMMENT

  1. KRMZINN より:

    ぼくが代わりに声優やったほうがいいとすら思いました

  2. 匿名 より:

    ソウルハッカーズ含めた女神転生って、あくまで主人公のサポートでパートナーキャラがいて、世界観を盛り上げるっていうゲームだったのに、サポーターを前面に押し出してる時点でヤベェと思ってました
    SEGAってIP潰すのは大得意だからなー
    やっぱダメかって感じですね…

    • ジュドー(管理人) より:

      コメントありがとうございます。このままだと3の希望はもてなさそうですね。

  3. 匿名 より:

    今作の失敗点はプロデューサー兼ディレクター(石田平田)とシナリオライター(宮内)ですね
    この三人の組み合わせは幻影異聞録#FEが有名だけど凡作
    今作は音楽もイラストレーターも外注なので、開発発表時からATLUSらしさは何も期待できない作品です

    ジュドーさん含め多くの新規ATLUSファンが好きなのは「金子」「磯貝」「副島」「橋野」「目黒」さんという優秀なスタッフが作ったゲームであり、「石田平田宮内」が作ったゲームでATLUSを好きに成ったわけでは無いと考えます

    • 匿名 より:

      むしろこれにGOをだしたSEGAとATLUS自体がひどいわけだが
      自社の貴重なIPをつぶしたのはそこの責任
      個人だけの問題じゃない

    • ジュドー(管理人) より:

      コメントありがとうございます!
      なるほど…クリエイターでの評価視点は持ち合わせておりませんでした!

  4. Alsion より:

    非常に参考になる評価ありがとうございました。発表の時点でこれじゃ無い感があり、購入は同時期にガンダムバトルアライアンスが出たので、とりあえずガンダムクリアしてから考えるかと思っていました。クリア後評価をあさっていて非常に納得できる内容でした。これは購入諦めて今後のATLUSのゲームに期待することにします。

    • ジュドー(管理人) より:

      コメントありがとうございます。決して駄作ではないのですが、なかなか購入の動機付けは難しいですね。
      もしお時間できましたらぜひ遊んでいただければと思います!

  5. 匿名 より:

    ソウルハッカーズ2ロイヤルに期待しておきます

  6. 匿名 より:

    ゲームをラスダンまで進めて愕然とし、盛り返すことはもうないのだと悲しくなり、、レビューを漁って辿り着きました。

    いつ面白くなるんだろうと思ってましたが最初からラスト付近まで魅力がなく、違和感ばかりが続く作品でした

    過去の遺産を活かせず瞬間的な売り上げの為に使い潰したのだなぁと思うと怒りを通り越して悲しくなります

  7. 匿名 より:

    SEGAが係わるとこうなるよってお手本の様なゲームに仕上がったなと感じました。

  8. 匿名 より:

    ペルソナ5の主人公たちに悪い大人のセガとアトラスを改心させてほしいな~パチ屋の子会社孫会社みたいなものだしな~
    ついでにパチンコ利権も是正して(棒)

  9. 匿名 より:

    造魔とかカスタマイズできるのがうりだったのに、
    手抜きで敵側で出しても全く意味の無い価値を下げるだけのものだしね。
    そういう細かい部分だけみても、本当にIPの価値をつぶしたアトラス(+セガ)汚点としては語り継ぐべし

    • ジュドー(管理人) より:

      復活させたIPがつぶれてしまったような印象を受けますよね。残念ですね…。

  10. 匿名 より:

    元々デビルサマナーはマニアックなRPGだ
    停滞した世界に浸り切って諦めてしまったおっさんにもチクリと響いた
    つかみは悪いけどプレイしていると面白い所もあるテキストも意外にしっかりとしている
    ペルソナ5よりキャラクターに好感が持てる
    期待しすぎたんだよ

  11. 匿名 より:

    俺はメガテンライクなのデビルサマナーソウルハッカーがやりたかったんであって
    ペルソナもどきのソウルハッカーがやりたかったわけじゃないんだよ
    この流れを続けるるならもう3は要らないよ

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